たまに花丸の中に位置したい
ウキエはまた具合が悪いと嘘をついて電話を切りました。
電話をかけたのはウキエのほうでしたが、
お相手が話しているときにウキエはそれを聞く気にはなれませんでした。
といってウキエがなにかを話したわけでもなかった。
ウキエはなぜ電話をかけたのですか。
ウキエはさびしかったんじゃなかろうか。とゆう説。
1日ひとりで過ごし、人の気配が欲しかった。
そんな勢いで電話を手に取り、
最終的に、自分から電話しておいてなんだけど
もうあんまりその話続けないでください感を、出した。
思いのほか躊躇しないで、出した。
でもお相手はそんなことには気づかないまま、ウキエのわからない話をしては
笑っていました。
たぶん、だからウキエは嘘をつきました。
そこに嘘の必要性は感じますか。
ウキエは、改めて感じませんでした。
だから、それを思うと本当にかなしい。
なんとなくさびしかったウキエは、かなしくもなりました。
そんな感情が2トップでウキエを攻めてきた。
(脇)
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通路をはさんで反対側の男がとても聞き取りやすく
かあさーんかあさーんと呼び続けるので
私もなけなしの母性でもって応答したくなる
なんだえー
多少なまるのが正しいだろうか
吝嗇という言葉の響きはなにかリッチで、
周りに好かれるかは別として
科挙にでも合格しそうな雰囲気がある。
そのことが伝わってないとは思うが
大事な物なので、
笑納しないで下さい。納めよ。
働くなあ、寂聴
(柴)